あまり触れられていないトピックですが、マレーシア人たち(イスラム教徒)の恋愛事情について、紹介してみたいと思います。
とは言ってこれが絶対というわけではありません。マレー系(イスラム教徒)の人たちの恋愛事情は、日本人からみたら大きく異なるので最初は驚きも多いのですが、イスラム教以外の恋愛事情はそこまで日本と違いがありません。
【ゆるいイスラム教徒が多い】
一応マレーシアには宗教警察という警察がいて、イスラム教徒のカップルがイチャイチャしていると、注意されたり、特に厳格な東マレーシアでは逮捕されるというケースもあります。前提としてイスラム教の人々は結婚するまで手を繋いではいけないらしいです。その割には、町中ではヒジャブ(イスラムの女性の民族衣装)を身につけた女性が男性と手を繋いで歩いている…そんな光景はよく見受けられます。男性が女性の腰に手を回したりと意外とみなさん大胆で、そんなことをしても良いのでしょうか?!と目を疑ってしまうほどです。一応決まりはあるけれど、守る守らないは自己判断、注意されたらその時だけ離れればいい…どこまで厳格に守るかは個々の自由というような風潮もあります。
【お付き合いするということ】
イスラム教の教えによると、結婚していない男女が二人っきりで遊びに行ったり、手を繋いだりしたりするのはあまり良い事ではありません。恋人ができる、お付き合いをする、というのは、もうすでに将来の「パートナー」のようなもの。結婚をイメージする大きな意味を持っています。そのため、恋愛にはピュアで、初めての恋人が奥さんであったり旦那さんであるといった話はよく耳にします。因みにイスラム教徒は一夫多妻制なので、マレーシアでも複数の奥さんがいるという男性は結構います。
実際マレーシア人学生の殆どが結婚を視野に入れてお付き合いをしているらしく、結婚願望も強い傾向にあります。