コンドミニアムを借りる in マレーシア

最近は、テレビでもよく話題に上るマレーシアでの海外生活。
マレーシアで豪華に暮らす駐在員や移住者の生活も良く目にすることでしょう。その多くはコンドミニアム(日本で言うマンション)に住んでいます。コンドミニアムには24時間のセキュリテイ、ジムやスイミングプール、BBQエリアなど無料で使える施設も整っており、賃料や価格も比較的リーズナブルなことから、日本と比較すると同じ金額でワンランク上の暮らしを楽しむことができます。

今回はマレーシアのコンドミニアムを賃貸しようと検討している方に向けて、押さえておくポイントを紹介していきたいと思います。

不動産賃貸の際に不動産会社へ伝えておくべきこと

1.予算を伝える
現地通貨であるマレーシアリンギット(RM)で、RM2000~RM3000/月など幾らまでが上限なのかも踏まえて伝えましょう。

2.間取り、設備
2LDKなのかスタジオタイプなのか、何部屋希望、家具家電など「これだけは欲しい」などあれば伝えましょう。

3.お部屋の備品
家具付き【Furnished】のお部屋が賃貸では一般的ですが、全て揃っていないこともあります。電子レンジ、ベッド、デスクなどついていないものに関して、これだけは必要という場合は、契約前に交渉して付けて貰うか、ご自身で購入されるか決めてきましょう。

4.居住希望エリア
「職場や学校から〇◯分以内で通勤・通学可能な範囲で探したい」「スクールバスの停まるコンドミニアムを探したい」などというように伝えましょう。

5.入居開始日 
月初に契約という形でなくても、問題ありません。初月は日割り/週割にしてもらうか、その日から契約日という形にしてもらうかは契約時に確認していきましょう。

6.契約期間 
基本的には1年契約というのが一般的ですが、1年契約にしてしまうと1年後に家賃の値上がりの可能性、オーナーより退去してほしいという場合は応じなくてはいけません。2年契約にすると同じ条件で2年目も引き続き賃貸が可能となります。

7.その他  
何人で入居するか、家族構成、ペットがいる、バスタブがあると嬉しいなど、家探しにおける希望や要望があれば伝えましょう。

コンドミニアムの一般的な設備

プール、ジム、ブランコやジャングルジムなどの遊具、テニスコート、卓球台、BBGエリア、パーティスペース、ミニマート、飲食店。スーパー、クリニック、など住居によって異なりますが、必ず付いている設備はプール、24時間セキュリテイとなります。

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光熱費の種類

電気代、水道代、下水道代、インターネット代

光熱費は各自での支払いとなり、電気代、インターネット代は毎月、水道代は2ヵ月に1回、下水道代は半年に1回など、請求書が郵送又はメールで送られてきた毎に支払います。支払いは、オンラインバンキング、郵便局(POS)又は近くのコンビニ等で支払いをすることが出来きます。

コンドミニアムを契約する際の注意点

  • 気に入った物件の水回り、電気など自身で必ず事前に確認しておくこと。
  • 沢山の物件を視察するので忘れてしまう可能性がある事を考え、気に入った物件のお部屋のお写真を撮っておくこと。
  • 不動産屋さんの家賃提示は目安で、最終的に、備品確認、リクエスト品等オーナーと交渉してもらい最終家賃の同意をすること。
  • その際に壊れているものがある場合は必ず契約前に自身で伝え直しておいてもらうこと。(または直さないという方向の場合はそれに同意すること)
  • 大抵の場合不動産屋さんは物件を紹介するまでとなり、その後のやり取りは、その物件のオーナーさんと直接するというのが一般的です。オーナーが海外居住又は外国人である場合はその不動産屋さん管理窓口となりトラブルの際は連絡することとなります。
  • 日本の物件と比較すると、水漏れ、電気、その他トラブルが10倍と言っても過言でない程多く、また修理業者さんが時間通りに来てくれない事も日常茶飯事です。この様な場合は、最悪1週間、冷蔵庫が壊れた状態、エアコンなしで暮らすというケースもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
マレーシアの不動産屋さんはあまり悪徳業者的なものは無い様に思いますが、個々のお部屋のオーナーさんは様々で、お部屋は良くてもオーナーさんが悪いとトラブルの際に対応して貰えなかったり、退去時に身に覚えのない修理費などを引かれ、保証金が思い通りの金額で返金されないということ
も時々起こりえます。良いお部屋と、良い不動産屋さん、良いオーナーさんに出会うという事がマレーシアのコンドミニアムで最も快適に暮らすことができるポイントなのではないかと思います。

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