マレーシアは危ない?

スリや引ったくりの被害

マレーシアは暖かくて一見治安が良さそうで、ついつい油断してしまうことがありますが...ここは外国、日本の様にはいきません。スリや引ったくりの被害にあっていたという人は日本人を含め外国人も多くいます。マレーシア人だってターゲットです。特にバイクで近寄ってきてバッグを引ったくられるという様な被害は良く耳にし、目撃したという事もあります。かと言って、外に出れば必ず犯罪に巻き込まれるとという訳でもなく、基本的な海外旅行でのマナー、貴重品は前にしっかり持っておく、など守ればそんなに危ない思いをする事はありません。

家にいても危ないマレーシア

マレーシアは家にさえいれば安全というわけではありません。ほとんどのコンドミニアムでは出入口に守衛がいて24時間セキュリティ、しっかりしているはずなのに、玄関のインターホンを鳴らしながら留守宅を探る手口はたまに発生します。ピンポンと鳴って出ても誰もいない…そんな時はもしかしたら空き巣の下調べかも、と疑いを持ってみましょう。そして盗まれても良い額の少額の現金を置いておく方が良いのではないかと思います。空き巣であればまだ良い方、泥棒と家で鉢合せになったりすると何をされるか分かりません。物やお金は取られても命まで取られては元も子もありません。多くのコンドミニアムでは、個々に鉄格子のドアを玄関のドアとは別につけています。家に入るまで鍵が2-3個あります。

車優先

マレーシアでの交通事故は、小規模な物損事故が中心で、重大な死亡事故はほとんどありません。ただバイクは右左とどんどん割り込んできますし、車との接触事故も多く発生しています。そしてその多くは運転手の示談で話しがまとまり。また【歩行者優先】ではなく【車優先】なので、日本の様に「譲ってくれるはず」という考えを捨てて、「突っ込んでくるかもしれない」と自身で注意を払いながら歩く必要があります。

温水器の漏電

マレーシアは暑い国なので、シャワーを1日に2、3回浴びますが、こちらのシャワー室には後付けで電気式の温水器がついているのが一般的です。シャワー室にある温水器が漏電して感電死する事故が起ったこともあります。一定の基準をクリアしたメーカーのみ設置しているとは言われていますが、適当な工事をしていたり、安物、粗悪品が設置されていたりすると、壊れた時にこういった事故が発生してしまいます。

まとめ

この様に、マレーシアは危ないと感じることがあるかも知れませんが、海外の基本的な生活マナーを守っているとさほど危険な思いをすることはありません。日本で暮らす方がサイバー犯罪など見えない所での危険が多い気がしますが、いかがでしょうか?!

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